□ 漆喰
使用した漆喰は、BROS DESIGN オリジナルブランドの天然漆喰 Natural Lime Wall (NLW) です。
<ブレンドとテクスチュアの組み合わせ>
黄色かかったベージュ色、柔らかな色合い、存在感のあるテクスチュアを表現するため三種類の大きさの骨材をブレンドしました。パターンの主張が強くなるように大きめの骨材を少し多めにブレンド。コテのエッジをきかせて手仕事感を強調しています。
□ 玄関の一壁
ニッチ(壁を加工して飾り棚を作りました)木製棚板はビンテージ加工(グリーンとクリーム)ステンドグラスを使ったペンダントライトがNLWの壁とニッチをライトアップしています。
NLWとブリック(レンガ)
□ リビングの一壁
木製の出窓棚をモザイクタイルコーナーでリノベーション
綺麗にコーナが出ました。「竹割」というコーナー用の部材を使ってRを納めたところが施主様に気に入っていただきました。
タイルと塗り壁のコラボは独特の雰囲気が出ます。本物同士の質感が相乗効果を生みます。壁の色とタイルを同系色にして温かさやまとまりを出しました。
□ ダイニング
ペイントブリックのクロスに手作りのハンギングシェルフを合わせてキッチン横の壁をデコレーションをしました。
棚板は浮造り(ウヅクリ)加工、ダメージ加工をしています。
ワイヤーブラシなどを木目に沿って動かし木部の柔らかな部分を取り除き表面を加工します。
塗装してペーパーをかけると木がもともと持つテクスチュアが湧き出てきます。
自然のデザインはすごい!
切っても削ってもその中からデザインが湧き出てきます。
三色の塗料を使ってRusset(あずき色)に。
ドイツ製のアイアンもビンテージ感を強調してます。
ペンダントライトはアートワークスタジオ製のエナメルペンダント、ビンテージ仕上げです。
色は棚と近似色を選びました。
ダイニングテーブルの上にライティングレール(1500)をつけ二灯付けでペンダントライトを配置。
料理をオレンジの灯りが照らし家族の団欒を盛り上げます。
灯の傘の上部に小窓が付いていて灯りが上部にもほのかに漏れます。
□ キッチン
床はスペインの小ぶりのタイル(テラコッタ風)
タイルの周りは正方形ではなくうねりがあり、あたたかな手仕事感が出ています。
目地はあえて少し濃いめのグレーにしました。柔らかなうねりのあるラインが出てきました。
フローリングを部分的にタイルにリノベーションするテクニックはヨーロッパのインテリアでよく取り入れられています。
日本っぽくなくて面白いと思います。
小さなスロープ見切りを入れて切り替えています。
(注意点:タイル貼りの前に木下地をよくチェックします。弱くなっているところは補強しておきます)
“糸島市二丈深江 H邸 雑貨好きのこだわりのあるお客様 「漆喰やタイルを使って可愛くリノベーション」” への1件のフィードバック