スカンジナビア・北欧デザイン

スカンジナビア・北欧デザインの家具

機能的でシンプルなスタイルのスカンジナビアデザイン、
北欧デザインは日本でも定番ですね。

1930年代のヨーロッパの伝統的な装飾
の施されていたデザインを好む方もいる一方で、
装飾のためのデザインというより、
機能をデザインするというそのコンセプトを好む方も多いようです。

長い冬を家の中で過ごす北欧の人にとって、
家がいかに居心地がよく、
いかに機能的かということは大変重要な意味を持っているようです。

特に1950-60年代にはその自然と調和した美しくシンプルなデザインが
世界に受け入れられるようになってきました。

本日は、
そんな哲学を持ったデザインの家具をいくつかをご紹介したいと思います。

 

 

Kitchen Sofa

Jacob Granat 氏による Kitchen Sofa

スウェーデンの家庭では、
キッチンテーブルのそばにあるソファーが
メイドが休むためのベットとして用いられたそうです。
ただ、そのソファーは大きく重量感がありすぎたり、
長時間座るには座り心地もあまり良くないものが多かったようです。

このソファーはそのコンセプトを元に改良されたデザインです。
背もたれの凸部分が、座面の凹と重なり、
80cm x 195cm のシングルベットとしても使用できるようになっています。

 

 

O-Table

Ola Giertz 氏による作品、O-Table

指を通す丸い穴のついたキャンドルホルダーが
モチーフになったサイドテーブルです。
キャンドルホルダーのように持ち運びに便利で
フレキシブルに使用できるようにデザインされています。
ヒョイっと持ち上げることができ本当に便利そうです。
しかも美しい!

 

 

Sibast Furniture Stol No 8, Såpad Ek, Grå Ulldyna

Sibast No 8

いかにも北欧デザインといった感じの椅子です。
Sibastが最近発売したシリーズの中の最初の椅子。
オリジナルデザインは、
1953年、Sibast Furnitureの創設者の祖父 Helge Sibast 氏によるものです。

 

 

Turbo taklampa Ø36 cm

Louis Weisdorfs 氏デザインの Turbo taklampa Ø36 cm

1965年にデザインされ、1967年に商品化されたものです。
複雑な作りですが、シンプルで温かみのあるデザインです。
電球が直接見えないグレアフリーなデザインで優しい光を創り出してくれそうです。


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